男子マラソン川内優輝「完全復帰はまだまだ遠そうです」故障で欠場の大阪マラソンに言及
男子マラソンの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身も出場を予定しながら脚の痛みのために欠場した大阪マラソンについて言及した。「大阪マラソンは初マラソン日本最高で優勝した平林選手も、MGC以降プレッシャーのかかる中でしっかりPBを更新して3位に入った小山選手も、他の選手も素晴らしい走りでした。私の方は10日休んで数日前からジョグを再開しましたが、痛みが完全には消えてないので、完全復帰はまだまだ遠そうです。」と記し、1キロ6分2秒ペースで10・04キロを走ったログの画像を投稿した。パリ五輪代表への設定記録(2時間5分50秒)を切る選手は出なかったものの、好記録が相次いだレースを称賛するとともに、自身の故障の回復状況について説明した。 【写真】計測チップきちんと装着!初マラソンで優勝した平林清澄のシューズ その約1時間後には「みんな一生懸命頑張って結果も残している中で、目標にしていた大会のスタートラインにすら立てないどころか、いまだにスピード練習ができる状態にもなりませんが、引き続き試行錯誤しながらやっていきます。」と再び投稿。故障で思うように走れない苦悩をにじませながらも、前を向いた。 川内は上位2人がパリ五輪代表に決まった昨年10月のMGCで4位だった。3位には東京五輪6位の大迫傑=ナイキ=が入っており、残り1枠は3月の東京マラソンで設定記録突破者がいなければ、大迫が内定する。