新型コロナ10週ぶり増加　和歌山県、前週の１・32倍に

　和歌山県は14日、今年第23週（６月３日～９日）に定点医療機関で報告された新型コロナウイルスの新規感染者数を発表した。１医療機関当たりの平均患者数は２・57人で、前週（１・94人）の１・32倍になった。県内の感染者数が増加したのは３月の第13週以来10週ぶり。 【和歌山県で６８人が救済申請　コロナワクチン死亡一時金８人の記事はこちら】 　県内49カ所の医療機関から報告を受けた患者数を基にまとめた。新規感染者数は１２６人（前週95人）だった。 　海南保健所管内の平均患者数が10・33人（前週６・00人）と飛び抜けて多く、全体を押し上げている。保健所別の平均患者数は次の通り。 　新宮４・00人▽橋本２・83人▽和歌山市２・67人▽田辺２・00人▽湯浅１・75人▽岩出０・83人▽御坊０▽串本０ 　全国の患者数は３・99人（前週３・52人）となり、５週連続で増加した。