近畿地方・台風11号の影響で激しい雨 河川増水なども注意
近畿地方・台風11号の影響で激しい雨 河川増水も THE PAGE大阪
17日の近畿地方は、西日本を北上する台風11号の影響で雨が降り、中部では激しい雨が降っている。この影響で鉄道など各交通機関などに遅れや運休などの影響が出ている。 7/17(金)7時 大雨・暴風・高波に厳重警戒
大阪管区気象台によると、近畿地方では台風が西日本を北上するため雷を伴った非常に激しい雨が降り、南部では猛烈な雨の降るところがあるという。南部の海上を中心に暴風が吹き、大しけになる見込みで、同気象台では注意を呼びかけている。 近畿各地の鉄道では、JRの特急「はるか」や「くろしお」などが運休するなど、台風による影響で各地で遅れが生じるなどしている。 また、前日からの大雨で、和歌山県の熊野川が氾濫するなど、水位が上がっている個所が多いため、土砂災害や低い土地の浸水などにも注意が必要となっている。
大阪市天王寺区では、強い雨が降る中、多くの会社員らが出勤する光景が見られる。「念のため早めに家を出た」という堺市の会社員の男性(54)は「電車の窓から大和川が増水している様子がよくわかった。起きたら思ったより風や雨がないようにも思えるが、油断は禁物なので、きょうも仕事を早めに片付けて帰ろうと思う」などと話していた。 同市中央区の御堂筋も、多くの会社員が水たまりをよけながら通勤する姿が見られ、道頓堀川に雨が打ちつける様子もみられた。