長嶋茂雄にあと「1」 坂本勇人、3番で通算70度目の猛打賞【巨人記録室】
◆JERA セ・リーグ 広島6―2巨人(20日・マツダスタジアム) 巨人が広島に敗れ、引き分けを挟んで、今季2度目の3連敗。3位転落となった一戦で、存在感を発揮したのは坂本勇人内野手(35)だ。今季初の「3番・三塁」で出場し、初回1死一塁で24打席ぶりとなる安打を放つなど、3安打の固め打ち。今季初、通算185度目の猛打賞で、セ・リーグ記録の長嶋茂雄にあと1と迫った。 【動画】坂本勇人の一塁送球を、ファースト目線で見る * * * * 坂本(巨)が今季初の3安打。1試合3安打以上の猛打賞は通算185度目となり、長嶋茂雄(巨)が持つ通算186度のセ最多記録にあと1と迫った。 今シーズン初めて3番打者で先発出場。3番での先発は昨年10月4日のDeNA戦以来、通算792試合目。先発打順別では1番の643試合を抑えて自身最多。3番で記録した猛打賞は通算70度目。こちらも1番の67度を上回り最も多い。 12日の広島戦で第1打席に本塁打した後は、6試合にまたがり23打席で安打なしが続いていたが、慣れ親しんだ打順で不名誉な記録をストップさせた。坂本が20打席以上ノーヒットで迎えた試合は11度目。このうち安打なしでノーヒットを継続が3度、無安打を止めたのは8度目になる。安打した過去7度の試合は1安打が4度、2安打が3度。無安打の記録が止まった試合で3安打以上の猛打賞は、今回が初めてだ。(阿部 大和)
報知新聞社