米海軍佐世保基地に新たに配備されたドック型輸送揚陸艦「サンディエゴ」

　長崎県佐世保市の米海軍佐世保基地に19日、ドック型輸送揚陸艦「サンディエゴ」が新たに配備された。 【写真】米海軍の大型無人偵察機MQ4C「トライトン」

　発表によると、サンディエゴは全長約208メートル、全幅約32メートル、満載排水量約2万5000トンで、乗組員は約400人。海兵隊を輸送し、上陸させるための軍艦で、上陸部隊最大約800人が乗艦でき、LCAC（エアクッション型揚陸艇）2隻、水陸両用車14台などを搭載し、輸送機「オスプレイ」は2機が同時発着できる。

　2012年に就役し、米カリフォルニア州のサンディエゴ基地を母港としていた。15年から佐世保基地に配備されていたドック型輸送揚陸艦「グリーンベイ」との交代で配備され、佐世保基地には19日午前10時頃、到着した。

　サンディエゴが所属する第11水陸両用戦隊の司令官、パトリック・ジャーマン大佐は「サンディエゴは自由で開かれたインド太平洋地域を促進するために、当部隊に所属する強力な艦船をさらに強化するでしょう」とのコメントを発表した。