メディカルクリエーションふくしま20周年/医療機器の最前線(3) 世界最小径を実現 福島県矢吹町のエスクが貢献
売上高は矢吹町に拠点を移した2006年の1億5千万円から、約20年で7倍の10億円にまで増えた。医療・美容分野の売り上げは全体の65%で、基幹事業に成長した。創業時に4人だった社員は40人となり、半数は女性だ。高畠は「医療機器の製造は目に見える社会貢献だ。他社にできない仕事をする責任がある」と言葉に力を込めた。 ■第20回医療機器設計・製造展示会「メディカルクリエーションふくしま2024」 県やふくしま医療機器開発支援センター、福島民報社などでつくる実行委員会の主催。27、28の両日、郡山市のビッグパレットふくしまで開く。県内外から255の企業・団体が出展する国内最大級の展示会で、医療や介護に関する最先端の技術を紹介する。ものづくり企業や医療機器メーカー、医療関係の参加希望者は公式サイトで事前登録する。時間は午前10時から午後5時(最終日は午後4時)まで。