今永昇太5回1死で降雨降板 味方守備の拙守がからんで4回一挙5失点も、打線の猛反撃で黒星消える
◆米大リーグ カブス―ホワイトソックス(4日・米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) カブスの今永昇太投手が4日(日本時間5日)、本拠で11連敗中のホワイトソックス相手に中5日で登板。5回1死で降雨中断となり、中断後はマウンドに戻らずに降板。4回1/3を2ラン本塁打含め7安打5失点(自責点1)、6奪三振で防御率は1・88となった。 序盤は快調だった。1回先頭のジュルクスをスプリットで3球三振、2番ボーンに中前安打を許すも、3番に復帰したロベルト、4番デヨングをともにスプリットで3球三振。3回まで2安打5三振の無失点だった。 ところが2巡目の4回につかまった。ボーン、ロベルトの連続安打で無死一、二塁。4番デヨングを三塁前のゴロに仕留めるも、三塁モレルがグラブに当てながらファウルグランドにはじいて二塁走者が先制のホームイン。1死後、リーに内角直球を左越えに2点二塁打。2死後、今度はソーサにスプリットを左翼席にライナーで運ばれる1号2ランを浴び、今季2度目の1イニング5失点となった。 試合は5回表1死一塁で雨のため中断。約1時間後に再開されたマウンドには今永は戻ってこなかった。 しかし、打線が6回に3ラン、2ランと2本塁打が飛び出して今永の黒星が消えた。 なお、「2番・DH」に入ったカブスの鈴木誠也は第1打席が飛距離120メートルの中飛。第2打席は投手のグラブをはじくもカバーした二塁手の好守備。第3打席は空振り三振で、自己新の11試合連続安打はまだ記録していない。
報知新聞社