「大人になっても出場したい」小中学生、力強い櫂さばき 30回目の少年少女ハーレー大会 きょう6月9日は糸満ハーレー
【糸満】糸満漁港中地区(沖縄県糸満市)で8日、少年少女ハーレー大会が開かれ、各地区の代表やスポーツ少年団の小中学生が力強いエーク(櫂(かい))さばきで400メートルの真剣勝負に臨んだ。旧暦5月4日「ユッカヌヒー」の9日、同会場で糸満ハーレーが開かれる。 次世代の担い手にハーレーを体験してもらおうと、糸満ハーレー行事委員会が主催し今年で30回目。小、中学生の男女計4部門でタイムを競い、男女総合の部は西崎2丁目が制した。 中学男子の部を制した西崎2丁目の1番エーク小谷一隼さん(西崎中2年)は「声を出してエークを合わせることを意識した。大人になっても出場したい」と笑った。 糸満ハーレーは9日午前10時から御願ハーレーで幕を開ける。(南部報道部・新崎哲史)