キャンプ飯がついに新時代へ! 焚き火の反射熱でピザが焼ける「リフレクターオーブン」の万能性とは
キャンプ飯といえば、直火で焼いたり、鍋で煮込んだり……あるいは燻製料理も定番です。そして、さらにもっと手の込んだ料理を作りたいなら、新定番となりうる「FUTURE FOX」(フューチャーフォックス)のこのギアがおすすめ! 【写真】焚き火の熱を熱源にして調理できるリフレクターオーブンを見る(全8枚)
全方向からの熱で調理するキャンプ用オーブン
焚き火の熱を反射させて溜め込み、その熱で調理する「リフレクターオーブン」です。本体はステンレス製で1面だけ開いており、その面を焚火台に隣接させて使います。付属の五徳フレームに、スキレットなどの調理器具を載せましょう。 開発・販売元である「フューチャーフォックス」の実験によると、焚き火の熱でオーブン内の温度は奥で240℃、手前付近で290℃まで上がったとのこと。一般的な家庭用オーブントースターでは、250℃前後まで出せるものが多いことを考えると、たいていのオーブン料理には使えそうです。 その証拠に、冷凍ピザを焼くのにも……◎ キャンプではなかなか作ることが難しい本格的なグラタンも……◎ スキレットを使ってパンケーキも……◎ オーブン料理はお手のもの。ナンやパンを焼いたりなど、アイデア次第で他にも様々な料理に使えそうです。
焚き火台で直火料理も可能!
たいていのキャンプ場では直火禁止なので、焚き火台の使用を想定して15cmの脚も付属しています。また、より熱をリフレクターオーブンに近づけられるように設計された専用の焚き火台も。 焚き火から発される熱で調理するので、火それ自体は占領しません。焚き火台に五徳などを設置すれば、オーブンとは別に直火で料理もできます。 各ステンレス面は組み立て式となっており、収納時は分離して平たくコンパクトになります。重さも950gで、専用の収納袋も付属しているので、ソロキャンプでも持ち運びにあまり苦労はしなさそうなサイズ感です。 外で使えるリフレクターオーブンで、キャンプ飯の可能性がさらに広がるかもしれません。
ソトラバ編集部