担任の先生の呼び掛けに「はーい」と元気よく返事をする1年生たち（明善小）

　長野県松本市内の公立小中学校で4日、入学式が開かれた。小学校では大きなランドセルを背負った新入生たちが保護者とともに学びやの門をくぐり、学校生活へ期待を膨らませた。 　明善小学校には76人が仲間入りした。子供たちは登校すると早速、真新しいランドセルや洋服を見せ合ったり、クラスを確認したりしてはしゃいでいた。式で、林淳子校長は「全校の皆が皆さんを待っていました。明日からも元気に学校に来てください」と述べた。今年は在校生も全学年そろって歓迎し、児童会長の6年・甕航志朗君は学校の楽しさなどを紹介しつつ「新しい出会いを大切に、一緒に楽しんでいきましょう」と優しく呼び掛けた。 　新入生の横川翔大（かける）君（6）は「新しい友達とサッカーをしたい。勉強は漢字を頑張る」と張り切っていた。 　市立小28校に1531人、市立中19校に1766人、信州大学付属松本小学校に71人、同中学校に152人が入学した。