【バドミントン】SL3の藤原大輔がパリ金メダリストを破り、優勝! 車いす種目では村山浩&梶原大暉、里見紗李奈&山崎悠麻がペアラストV! 『ヒューリック・ダイハツJapan パラバドミントン国際大会2024』
ペアとしての有終の美を飾った里見と山崎は、試合終盤にすでに涙。「私の方が先に泣いていた」という里見が、「私が始めたばかりの頃から憧れていた。組ませてもらって、ユマさんとだから見られた景色がたくさんあった。本当にありがとう」と涙ながらに感謝の言葉をかけると、山崎も「今まで一緒にやってこられたから、私もパラリンピックで金メダルと銀メダルを取れた。楽しいパラバドミントン人生だったので、寂しい気持ちは強いけど、これからもサリちゃんが頑張っている姿を応援していく」と話した。
SU5(上肢障がい)男子シングルスでは、今井大湧が、インド選手との決勝を21-5、21-19のストレートで制して優勝。今井はSL3の伊藤則子との混合ダブルスも制して、2冠を達成した。また、SU5女子シングルスの豊田まみ子は決勝で敗れ、準優勝だった。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部 写真/齋藤豊