「攻略の方程式が見つかった」現地メディアがマンUに敗れたリバプールの攻略法を指摘。「クロップが率いるチームを倒す鍵は…」
FAカップ準々決勝、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールが現地時間17日にオールド・トラッフォードで行われた。延長戦の末、試合はユナイテッドが4対3で勝利している。地元メディア『liverpool echo』は、この試合のユナイテッドの戦い方がリバプールを攻略するための鍵となると報じている。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)から中2日のリバプールは、スタメンにエースのモハメド・サラー、ダルウィン・ヌニェス、ソボスライ・ドミニク、フィルジル・ファン・ダイクなど主力メンバーを起用してユナイテッドとの一戦に臨んだ。中2日の疲労もあったのか、2度のリードを奪ったものの、それを守りきれずに最終的には延長120分を戦い4-3で敗れている。 同メディアは、英メディア『INDEPENDENT』の記事を引用する形で、「リバプール攻略の方程式がついに見つかった」と述べた上で、ユナイテッドの延長戦での戦い方がヒントになると指摘している。 「クロップが率いるリバプールを倒す鍵は、(攻守の切り替えが)激しすぎる展開にすること、あるいは試合を長引かせ延長戦にすることだ。ユナイテッドは中盤を省略して、前進しようと必死だった。ユルゲン・クロップ監督は、明らかにオールド・トラッフォードで90分以内に勝つ必要性を感じていただろう」 リバプールは、FA杯の敗戦で4冠の可能性が断たれた形になる。同メディアは、「なぜどのチームも4冠ができないかを部分的に証明した形になる」と指摘した上で、「遅かれ早かれすべてを追求するのには疲れすぎて、何かを諦めなければならない。特にノックアウト形式の大会で永遠に勝てるチームはいない」と、4冠を達成する難しさを伝えていた。
フットボールチャンネル編集部