埼玉県の「虐待条例」撤回にはややこしい側面がある【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相】
実はベビーシッター・ビジネスを利権にしたかった(撤回表明する自民党埼玉県議団の田村琢実団長)/(C)共同通信社
【二極化・格差社会の真相】 埼玉県の自民党県議団が、議会に提出していた虐待禁止条例改正案を撤回した。県民に小学3年以下の子どもの放置を禁じ、発見した際の通報義務を課す内容だったが、登下校や留守番にまで網をかけられるとあっては猛反発を食って当然だ。 実は案外とややこ...
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