次世代スターは誰だ! パ・リーグの有望株野手(3)ソフトバンク編
プロ野球は、球春到来を目前に控えている。春季キャンプでは、2024年シーズンに向けた熾烈な争いが本格化。大きな期待を寄せる若手有望株たちにとっては、絶好のアピールの場いえるだろう。ここでは、ブレイク目前とも評されるパシフィック・リーグの野手を各球団から紹介する。
井上朋也(ソフトバンク)
投打:右投右打 身長/体重:181cm/88kg 生年月日:2003年1月28日 経歴:花咲徳栄高 ドラフト:2020年ドラフト1位 2023年に覚醒の兆しを見せ始めた福岡ソフトバンクホークスの井上朋也も、大ブレイクが期待される。 花咲徳栄高校で入学直後からレギュラーを獲得し、世代屈指のスラッガーとして活躍。高校通算50本塁打という実績を残し、ソフトバンクから同年ドラフト会議では、12球団唯一となる高校生野手の1位指名を受けた。 高卒1年目はファームで45試合に出場し、打率.246、3本塁打の成績を残したが、翌2022年は腰の手術を受けた影響で、出場数が半減。満足のいく結果を残せず、一軍の舞台にも立てていなかった。 しかし、患部が癒えた2023年は、二軍で89試合に出場。打率.253、9本塁打と持ち前の長打力を発揮すると、9月に念願の一軍デビュー。15試合出場でプロ初本塁打を含む10安打を記録し、打率.263を記録した。 世代交代が課題となっているチームにおいて、和製大砲の育成は急務となっている状態。高卒4年目となる2024年、一軍での存在感を高めたい。
ベースボールチャンネル編集部