【イベントレポート】「漫才協会 THE MOVIE」舞台挨拶でナイツ塙監督「見どころはうな加藤さんの表情」
ナイツ塙の初監督映画「漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~」の舞台挨拶付き完成披露上映会が本日2月6日に東京・角川シネマ有楽町で実施され、上映前に行われたイベントにナイツと高田文夫が登壇したほか、映画の完成を記念して松本明子がサプライズ出演した。来月3月1日(金)に同劇場ほかで全国公開される「漫才協会 THE MOVIE」は、昨年6月に漫才協会の会長に就任した塙が“舞台にこだわる芸人”にスポットを当てている映画。漫才協会外部理事の高田は題字を手掛けたほか、お目付け役という形で制作に協力した。 【画像】舞台挨拶を盛り上げるナイツと高田文夫 映画について「漫才協会の中でも特にインパクトのある人を集めています。『漫才協会の映画ってなんだよ』というところから始まって二転三転して、ドキュメントの部分も歴史を描いた部分もあるし最終的にはバランスがよくなった」と説明。さらに「10回くらい観た僕の一番のオススメポイントは、プリンプリン・うな加藤さんの表情。注目してください。最高に面白い」と述べた。土屋は小泉今日子との“ダブルナレーション”の役回りで制作に参加しており「細かい補足とかを入れる、シャドーの役割」とのこと。土屋も「テレビにも舞台にも出ていない師匠がこの映画にだけ出てきます」と見どころを語った。 高田は「よくできました。彼は常にドキュメントの目を持って生きています。日本のマイケル・ムーア。尊敬してます」と塙を絶賛。お気に入りのシーンを聞かれると「逆に『これだけはいらない』というのは土屋の“消しサカ”です」と、土屋おなじみの“消しゴムサッカー”をいじる。土屋は「塙さんの引き立て役としてやっていますから」と弁解していた。 「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(ニッポン放送)で高田のパートナーを務める松本は、漫才協会名誉会長・青空球児から塙へのメッセージを持参してイベント後半に登場。そこには「塙に会長を託した。また舞台に立つまで俺もがんばるよ。ゲロゲーロ」といった言葉が並んでおり、塙は「映画の撮影期間に会長に就任させていただいた。球児師匠にも喜んでいただけるようにがんばっていきたい」と思いを新たにしていた。