舛添知事会見「来週中に調査結果」(全文1)基本はすべての疑問に答える
政治資金の公私混同疑惑が報じられている東京都の舛添要一知事。3日の定例記者会見では、元検事の弁護士2人による調査結果の公表時期について、「今のところ、何とか来週中にとお願いしている」と説明。東京都議会で7日に行われる代表質問、8日の一般質問に間に合わず、週後半にずれこむ可能性も出てきた。 【全文】舛添知事会見「来週中に調査結果」(全文2)選挙応援に公用車、厳格運用で
都政に関する冒頭発言
共同通信:では、舛添知事の定例会見を始めます。知事、お願いします。 舛添:はい。私のほうから1点ございます。日本橋におけるライフサイエンスビジネスの活性化に向けた取り組みについてお知らせをいたします。創薬や医療機器などのライフサイエンスビジネスは国際的に成長が期待されるだけでなく、都民、国民の健康長寿の実現にも大きく貢献する分野でありまして、その活性化は東京にとって非常に重要であります。こうしたことから、都では国家戦略特区制度を活用した先進医療の実用化や、物づくり中小企業の医療機器分野への参入、ベンチャー企業の創出など、東京を国際的なライフサイエンスビジネス拠点に成長させるための取り組みを行ってまいりました。 今日、ライフサイエンス分野の関連企業が数多く集積します日本橋において、大学、団体企業等の交流や、人材育成などを行います一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン、略してLINK-Jが設立されました。都はこのLINK-Jと連携しまして、先進医療の研究成果等を発表するセミナーを実施するほか、10月には物づくり中小企業と医療機器メーカーとのマッチングを行う支援拠点を日本橋に開設する予定であります。こうした産学公が連携し、優れた研究成果や技術を発掘、選定して製品化につなげていく取り組みを着実に進め、ポテンシャルの高い日本橋を国際的なビジネス交流拠点にしていきたいと思っております。この点につきましての詳細は政策企画局および産業労働局のほうにお尋ねいただければと思います。幹事社さん、私のほうからは都政、以上です。