下関漁港に12年ぶりに沖合底引き網漁の新船建造
KRY山口放送
沖合底びき網漁を行う新しい船が、12年ぶりに建造されました。 アンコウやアカムツなどをとる沖合底びき網漁は、下関漁港の水揚げ量のおよそ4割を占める基幹漁業です。 下関漁港で開かれた竣工式では、関係者らが餅まきを行って2隻の新しい船の完成を祝いました。 2隻の船は、下関漁業が、国からの補助を受けおよそ12億円をかけて建造したものです。 全長はおよそ32m、最新のエンジンを搭載したことで燃費が向上している他作業場には、クーラーも設置され作業環境の改善も図られています。 沖合底びき網漁は、2隻が一組となって行うもので多いときには、48隻が操業していました。 新船が建造されるのは、12年振り・・今シーズンから2隻増えて12隻での操業となります。 沖合底びき網漁は、下関漁港の水揚量のおよそ4割を占める基幹漁業です。 (大山社長 ) 「下関地区に沖合びき底網漁業を残していこうというモットーでやっていたので達成できてまずは安心している皆さんへの漁獲物の安定供給を引き続きしっかりやっていきたい」 アカムツやアンコウなどをとる今シーズンの沖合底びき網漁は、8月16日に解禁されます。