もう一度バイエルンで試したいストライカー? イタリアの地に大ブレイク迫るオランダ人大型FWがいる
以前はレヴァンドフスキの後継者候補との期待も
今季はユヴェントス、インテルと引き分け、今月17日にはローマを2-0で撃破するなど、セリエAでボローニャが好調だ。 そのチームでリーグ戦7ゴールを挙げているのが、オランダ人FWジョシュア・ザークツィーだ。 ザークツィーは2017年にバイエルンのアカデミーに加入しており、少し前まではバイエルンでロベルト・レヴァンドフスキの後継者候補の1人として期待されていた。しかし、バイエルンの前線はタレント揃いだ。ザークツィーが世代別オランダ代表の常連メンバーだったとはいえ、簡単に割って入れる環境ではない。 そこでベルギーのアンデルレヒトへのレンタル移籍を挟み、昨夏にボローニャへ完全移籍を果たした。今季の活躍ぶりを見れば、ボローニャへの移籍は正解だろう。22歳を迎えたザークツィーはまだA代表デビューしていないが、この成績ならば2024年にオランダ代表より声がかかる可能性がある。 そんなザークツィーについて、独『Sport Bild』は古巣バイエルンも買い戻しを検討していると伝えている。現在はFWハリー・ケインがセンターフォワードで圧巻のパフォーマンスを披露しているため、ザークツィーが戻っても1番手にはなれないだろう。それでも、2番手FWとしてはかなり信用できるオプションとなるに違いない。 193cmとサイズがあることも魅力だが、ザークツィーはこのままワールドクラスの点取り屋となるのか。世界的大ブレイクはもうすぐそこだ。
構成/ザ・ワールド編集部