「札幌ドーム」想定の倍以上の"6億5000万円"を超える赤字 重く受け止めて経営安定化に向けて札幌市としても一緒に取り組む 札幌ドーム内に建設予定の3施設について運営の一体化も検討
UHB 北海道文化放送
札幌ドームが昨年度の決算で、想定の倍以上の6億5000万円を超える赤字となったことを受け、札幌市の秋元市長は会見で経営安定に向けて取り組む考えを示しました。 札幌ドームをめぐっては、ファイターズ移転後、初めてとなる2023年度の決算で6億5000万円を超える赤字となり、当初予想していた赤字額、約3億円の倍以上となりました。 「重く受け止めて経営安定化に向けて札幌市としても一緒に取り組んでいかなければならない」(秋元克広 札幌市長)
秋元市長は6月20日の定例記者会見でこのように述べ、全天候型の強みを生かし、市民が広く使えるよう機能を高め、日常的なにぎわいを創出したいと述べました。
また、札幌ドーム敷地内に建設が予定されている新月寒体育館や新展示場の3施設について、運営の一体化を検討しているということです。
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