西島秀俊のメガネが吹っ飛ぶアクシデント!『スオミの話をしよう』オフショット公開
三谷幸喜監督・長澤まさみ主演の映画『スオミの話をしよう』(公開中)で終盤に登場する唯一のアクションシーンのオフショットが24日、三谷監督のXで公開。同シーンの撮影で勃発したアクシデントなど、撮影の裏側に触れている。 【画像】小型飛行機のシーン 本作は、大富豪の妻スオミ(長澤)の失踪を知った一癖も二癖もある現在の夫と元夫たち(西島秀俊、松坂桃李、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎)が事件解決に向け奔走するミステリー・コメディー。主な舞台はスオミの現在の夫で著名な詩人・寒川(坂東)の邸宅で、5人の夫たちの「誰が一番彼女に愛されていたのか」というマウント合戦が繰り広げられる。
唯一のアクションシーンとなるのが、スオミの2番目の夫でYouTuberの十勝左衛門(とかちざえもん/松坂)が所有する小型飛行機から、身代金の入ったアタッシュケースを地上に落とす場面。三谷監督がXに投稿した撮影日誌「1年前のスオミの話をしよう」によると、湾岸スタジオにセットを建てた同シーンではワイヤーを使った宙吊りの描写も。また、巨大扇風機から吹き出す強風によって4番目の夫で刑事役の西島秀俊のメガネが吹っ飛ぶアクシデントも。「カット」がかかった後、スタッフ総出でメガネを探す事態となり、機外で発見されたという。
なお、西島にとって本作が三谷作品初出演。三谷監督は「西島さんとは初めてのお仕事でしたが、映像から見る彼の几帳面さ、誠実さの裏にあるおかしみを感じていたので、西島さんがものすごく真面目に受けの芝居をしているコメディが見たいなと思ったんです。実際この草野という役は彼にピッタリはまったし、僕がこうしてほしいということを瞬時に理解してくれる、機転の速さは想像以上でした。ただ……西島さんが、あんなにゲラ(笑い上戸)だとは思いませんでした(笑)」とすっかり魅了された模様だ。(編集部・石井百合子)