農業しながら子ども見守り 野菜農家がユニホームに専用シール 神奈川
JAかながわ西湘山北支店の組合員らで組織する「やまきた野菜くらぶ(YYC)」は、新調したユニホームに「こども110番」のシールを貼付した。学校給食への野菜の提供や児童と作物を育てる中で「子どもは地域の宝。農業をしながら見守りたい」と考えた。 YYCは農業の大切さを伝えるため、山北町の小学校に給食用の野菜を提供する他、児童と一緒にタマネギを栽培する。幼稚園児を対象にシイタケの植菌体験もしている。 新ユニホームは緑を基調に背中に名称、胸にロゴマーク、右肩に「こども110番」のシールを配置した。 荻野巌会長は「学校給食への提供を充実させながら、子どもたちと交流して地域を守っていきたい。何かあったら、緑のユニホームのメンバーに声をかけてほしい」と話した。
日本農業新聞