辻希美「コンサート1曲目から旦那さんは涙。私は両脚がつるというアクシデント!」
モーニング娘。のメンバーとしてデビューし、現在は高校生の長女、中学生の長男と小学生の次男、5歳の三男の、4人の子の母となった辻希美さん。日々、育児のかたわら芸能活動を続けています。そんな辻さんの連載「大好きな人と結婚しよう」、今回のテーマは、〈 コンサートの舞台裏・後編〉です。 【写真】辻さんが感動した、当日のペンライトの様子はこちら…! 前回、横浜アリーナで行われた「モーニング娘。'23 コンサートツアー秋『Neverending Shine Show』SPECIAL」にOGメンバーと参加したことを振り返り、リハなどの事前準備についてお話させていただきました。今回は、コンサート当日のことをメインに思い出をたっぷり語っていただきます。
現役時代はいまどこでコンサートをしているのか、実はほぼ理解していませんでした(笑)【大好きな人と結婚しよう】
今回はコンサートの当日のお話をさせていただきます! どうぞおつきあいください。 会場となる横浜アリーナのステージに立ったのは当日の朝のリハーサル。そこで感じたのは、大きさの圧! 夏にハロプロ25周年のアニバーサリーコンサートを代々木競技場第一体育館で開催したとき以上の迫力を感じました。 “横アリ”といえば、いろいろなメンバーが卒業した思い出の場所。コンサート中のMCのときにもいろいろなメンバーが昔を思い出し、「ここでこんなことがあったよね~」というエモいトークで盛り上がりました。で、私自身にどんな思い出や印象があるかといえば…… 思い出せることがコレといってない(苦笑)。 (すかさず連載スタッフに「え、辻さん、横アリに出てますよね?!」と突っ込まれました) はい! もちろん出てます(苦笑)。もちろん忘れているわけではありません! ただ現役時代はコンサートといえば、会場間をカーテン付きの車に乗って移動し(その間はほぼ爆睡)、会場に着いたらリハーサルして歌って踊って……ということの繰り返し。コンサート前後もいろいろな仕事が入っていたため、その場所のご当地グルメを味わったり、付近を楽しんだりするような余裕はありませんでした。それゆえ、「今、私はどこの会場にいるの?」状態で。コンサート会場に着いて、いまひとつ理解、というか実感できていなかったのでした。 リーダーや年上のメンバーは、MCのときにその会場の名前や地名をコールして会場を沸かせるという役割があったので、しっかり覚えていましたが、私はメンバーの“末っ子”だったものでそのあたりが疎くて……。そんな私ですが、10数年ぶりの“横アリ”は感動の嵐で、この先も一生忘れない思い出になりました。