震災、2度の福島県沖地震…被災神社修復終える 福島県桑折町の琴平神社 10月1日例大祭
東日本大震災や二度の福島県沖地震で被害を受けた桑折町の琴平神社は今月、社殿の修復を終えた。現在、10月1日に行われる例大祭の準備を進めている。 社殿は諏訪神社敷地内にあり、諏訪神社の菅野博輝宮司と菅野博信禰宜(ねぎ)が管理している。度重なる地震の影響で社殿が傾いた他、屋根が損傷し雨漏りするようになるなどの被害を受けた。氏子らから寄付などの支援を受け、修復工事に当たってきた。 菅野禰宜は「氏子や地域の皆さんに支えられた。愛される神社運営に取り組む」と感謝した。例大祭は1日午前11時から行われ、菅野宮司らが五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を祈願する。