岐阜県出身の中学2年生・増田有沙さんが“14代目ミス・ティーン・ジャパン”グランプリに「まさか受賞できるとは…」
「2025 ミス・ティーン・ジャパン」決勝大会が10月13日に都内で開催され、応募総数3396人の中から岐阜県出身の増田有沙さんがグランプリとD-UP賞をW受賞した。応援アンバサダーを務める新川優愛、平祐奈、トラウデン直美から祝福を受け、「(W受賞に)ちょっとビックリしているんですけど、うれしいです。ありがとうございます」と驚きの表情を浮かべながら喜びを語った。 【写真】特技披露の時間にはキーボードでYOASOBI「アイドル」をパフォーマンスした ■今年で14回目の開催となるコンテスト 「ミス・ティーン・ジャパン」は、2024年で14回目の開催となるコンテスト。北海道、東京、愛知、大阪、福岡の全国5会場にて地方大会を行い、ファイナリストの合田愛咲さん、丹野ももかさん、野津明咲さん、岡田有梨杏さん、宮井めいさん、若林希寧さん、デービス瑛恋さん、西田莉奈さん、増田さん、福士琴葉さんがこのほど東京での決勝大会に臨んだ。決勝大会には、応援アンバサダーの新川、平、そして第2回のグランプリであり、現在はモデル・タレントとして活躍するトラウデンが応援に駆け付けた。 決勝大会ではそれぞれ自己紹介をした後、クラシックバレエ、アクション、現代版外郎売り、K-POPと新体操の融合、バトントワリング、空手、キーボード演奏、演技、生け花と個性豊かな特技披露、そして審査員との質疑応答に臨んだ。厳正なる審査の結果、フォトジェニック賞を合田さん、準グランプリをデービスさん、D-UP賞とグランプリを増田さんがW受賞した。 グランプリの増田さんは特技披露で、中部大会を終えてすぐ練習を始めたというYOASOBIの「アイドル」をキーボードで演奏。パフォーマンス前には「手拍子をお願いします」とクラップを求めるなど、コンテストの場ながら会場を一体にする力を発揮した。自己PRでは今の夢をファッションショーや雑誌のモデル、将来の夢をアナウンサーとし、目標には日本テレビの水卜麻美アナを挙げた。それでいて中学ではバドミントン部に所属し、運動神経抜群。100mを14秒27で走る俊足の持ち主でもある。 ■増田さんW受賞に「とてもうれしいです」 囲み取材で、あらためて受賞の喜びを聞かれた増田さんは「まさか2つとも受賞できるとは思っていなかったでビックリしました」と打ち明け、「とてもうれしいです」とニッコリ。 そんな増田さんに対し、応援アンバサダーの3人がアドバイスを。新川は「あいさつを大事にすること。この世界だけじゃなくて、どんな社会でもあいさつは大事だと思うし、あいさつができない人が苦手。気持ち良くあいさつしたいと思うから、あいさつは大事だと思います」とあいさつの重要性を説き、平も「あいさつは大事ですよね」と同調し、「本当にこの業界っていろんなジャンルがあります。自分の知らない自分をたくさんの大人の人が引き出してくれるので、安心して委ねて、大きく羽ばたいてほしいですし、楽しんでほしいです」と無限の可能性を秘めた増田さんに優しく語り掛けた。 自身もこの大会に参加して人生が変わったというトラウデンは「“一生挑戦”という感じ。毎年、いつも新しいことに挑戦している感じがするから、挑戦を楽しみつつ、自分がやってみたいことは口に出す。『(関係者に)あのときこういうこと言ってたな』って思ってもらえるので、やりたいなって思うことをいろんなところで言うようにしています」と、“言霊”も大事であると助言していた。 ◆取材・文=錦秋乃丞