<【推しの子】>完結まで“残り4話” 4年半の連載に幕 アニメ化、実写化も話題
「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガ「【推しの子】」が“残り4話”で完結することが10月10日、明らかになった。同作は今年6月から最終章に突入しており、10月10日に公式X(ツイッター)で「完結までのこり…4話!!」と発表された。11月14日発売の同誌50号で最終回(第166話)を迎え、約4年半の連載に幕を下ろす。コミックス最終巻となる16巻が、12月18日に発売される。特別カバー仕様で、ブックスタンドとシール付きの特装版「【推しの子】16 SPECIAL EDITION」も同時発売される。 【写真特集】【推しの子】残り4話でフィナーレ! 衝撃の最終章はどうなる? 新情報解禁
完結を祝したプロジェクトとして、作中に登場する「アイ無限恒久永遠推し!!!」キーホルダーを再現したキーホルダーが発売されることも発表された。公式Xでは、完結に向けたカウントダウン投稿が実施される。
「【推しの子】」は、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の赤坂アカさんが原作、「クズの本懐」などの横槍メンゴさんが作画を手がける人気マンガで、「週刊ヤングジャンプ」で2020年4月に連載をスタートした。突然の死を遂げた天才アイドル・アイがのこした双子の兄妹の物語が描かれる。双子の妹・ルビーは母に憧れ芸能界に入り、兄・アクアはアイ殺害の協力者であろう実の父親への復讐を誓う。コミックスの累計発行部数は1800万部以上。
テレビアニメも人気を集めており、2023年4~6月に放送された第1期では、音楽ユニット「YOASOBI」によるオープニングテーマ「アイドル」が大ヒットし、「第74回NHK紅白歌合戦」のパフォーマンスも話題になった。第2期が今年7月に放送を開始し、10月6日に最終話を迎えた。第3期の制作も発表されている。
実写映像化も話題になっており、全8話のドラマがPrime Videoで11月28日午後9時から独占配信され、12月20日には映画が全国公開される。アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーの齋藤飛鳥さんがアイ、俳優の櫻井海音さんがアクア、アイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」の元メンバーの齊藤なぎささんがルビーを演じるなど豪華キャストが出演する。12月には2.5次元舞台の上演も控えている。