海自ヘリ墜落事故、同型機の訓練飛行を明日以降再開
海上自衛隊のヘリコプターの墜落事故を巡り、木原防衛大臣は3日以降同型機の訓練飛行を再開させると発表しました。 先月20日夜、伊豆諸島沖で潜水艦を捜す訓練をしていた海上自衛隊のSHー60型哨戒ヘリコプター2機が墜落しました。 事故を受け海上自衛隊は、同型機の訓練飛行を見合わせていました。 2日夕方、会見した木原大臣は、フライトレコーダーの一次的な解析から、飛行状態や機体に異常がみられず、衝突を示す急激かつ大きな衝撃が確認できたことから、墜落の原因は、2機の衝突によるものと判明したと説明しました。 その上で、「1機での訓練は衝突の恐れがない」として、3日から、昼夜問わず、単機での訓練飛行を再開すると発表しました。 一方で、事故原因が人的要因かどうかについては、木原大臣は、「そこまではまだ分析していない」として、明言を避けました。