「やりたいことが見つからない」と嘆いている人必読。負け組から勝ち組へ180度転換する秘訣を、西野亮廣に聞いた! ヒントは、「スマホを探す時、どうする?」
「やりたいことが見つからない」と嘆いて動かない負け組と、とりあえず動く勝ち組の分かれ道
さて。 遠藤が今やりたいことは「クラウドファンディングで支援を集めて、ボランティアスタッフの皆様にコーヒーを差し入れする」…ついでに言うと、「そのクラウドファンディングはCHIMNEY TOWNのサイトを使って、差し入れするコーヒーもCHIMNEY COFFEEにすることで、会社に貢献する」となっているわけですが、当然、こんな思い(やりたいこと)は、彼はもともと持ち合わせていませんでした。 どのルートで「やりたいこと」に辿り着いたかというと、彼の場合は、とりあえず渋谷のゴミ拾いボランティアに参加してみたんです。 そこで、ボランティアリーダーが自腹でコーヒーを皆に御馳走しているところを見て、「これは、どげんかせんといかん!」となり、『やりたいこと』に繋がったわけですね。 ここでのポイントは、「『渋谷のゴミ拾いボランティア』は前々からやりたかったことでもなかった」という点。 遠藤は、なんかよう分からんけど、とりあえずノリでやってみたんです。 やりたいからやったわけじゃなくて、とりあえずやってみたんです。 ここが、「やりたいことが見つからない」と嘆いて動かない負け組と、相変わらずやりたいことは見つかっていないけれど、とりあえず動く勝ち組の分かれ道だなぁと思います。 「やりたいことが見つからない」と嘆いているヤツって、どういうわけか、「やりたいこと」がある日突然降ってくると思っているんです。 「わざわざご丁寧に向こうからやってきてくれる」と思っている。 んなわけ、ねーだろ。 すっごく当たり前のことを言わせていただきますが、探し物は探さないと見つからないんです。 時々、家の中でスマホが行方不明になるじゃないですか? あの時って、「こんな場所にあるわけないよな?」と思いつつ、一応、手当たり次第探しまわりません? 「今日は、あそこには絶対に行ってないぞ」という場所も一旦探しません? あれが「探す」の基本姿勢だと思うのですが、そんな中、「スマホが見つかりません」と言いながら部屋の真ん中でピクリとも動かないバカいます? 「やりたいことが見つからない」と嘆いているヤツが、そのバカです。 もっと言うと、今回の場合は「何を探しているか分からない」という状態なのだから、ならば、尚の事、歩き回る必要がある。 今、わかっていることは、「私の生活動線には『やりたいこと』は落ちていなかった」ということなのだから。