今季イングランド2部の目玉選手は若きオランダ人FW “2部最高”と評されるサマーフィルの躍動
市場価値は4倍近くまでアップ
イングランド2部は競争力も高く、このリーグで活躍した若手選手は毎年のように1部リーグのクラブから引き抜かれる。 今季も興味深い逸材たちがインパクトを残しているが、その中でも英『Leeds Live』が今季2部最高の選手と絶賛するのがリーズ・ユナイテッド所属FWクリセンシオ・サマーフィル(22)だ。 フェイエノールトの下部組織で育ってきたオランダ人ウイングのサマーフィルは、2020年にリーズへ移籍。今季はここまでリーグ戦14試合で7ゴール5アシストと見事な活躍を披露しており、市場価値も1年前の400万ユーロから4倍近い1500万ユーロまで急上昇している。 同メディアがサマーフィルを2部最高の選手にプッシュする理由は得点数だけでなく、毎試合の安定感にある。データサイト『WhoScored』の採点にて、10点満点中7点を下回ったゲームは今季3試合しかない。 サマーフィルの平均採点は2部トップとなる7.77点とかなり安定しており、2部のレベルでは確実に活躍できるレベルのアタッカーであることが証明されている。 今季終了後には争奪戦となる可能性があり、サマーフィルはその先にオランダA代表デビューが見えてくる。イングランド2部は若手の登竜門とも呼べるコンペティションの1つだが、新時代のオランダを引っ張ることになるかもしれないウイングのサマーフィルは覚えておいて損はない名前と言えそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部