EV向けで有望視、「ナトリウムイオン2次電池」関連8銘柄
海水をはじめとして地球上に大量に存在するナトリウム。これを活用して、安価で安全なEV用電池を開発する動きが進んでいる(写真:Fahroni/PIXTA)
世界最大の電池メーカーである中国のCATL(寧徳時代新能源科技)は4月、次世代電池として注目が集まる同社のナトリウムイオン2次電池(NIB)を中国の自動車メーカー、奇瑞汽車(Chery Automobile)の電気自動車(EV)に搭載すると発表した。 CATLは2021年7月、リン酸鉄系のリチウムイオン電池(LIB)と同等の、1キログラム当たり160ワット/時のエネルギー密度を持つNIBを開発、商用化を開始すると公表していた。 今回の発表でCATLは、採用するEVの車種や発売時期などについて明らかにしていない。とはいえ、NIBが量産車に搭載されれば世界初となる。
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野津 滋