IL明けの前田健太が17日ぶり登板、5回3安打無失点で2勝目 チームの連敗も5で止める
◆米大リーグ タイガース6―2ブルージェイズ(24日・米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク) ウイルス性疾患で負傷者リスト(IL)入りしていたタイガースの前田健太投手が24日(日本時間25日)、本拠のブルージェイズ戦でILから復帰。5回を3安打無失点で今季5月1日カージナルス戦以来の今季2勝目を挙げ、チームの連敗を5で止めた。 前田はシティコネクトの濃紺にデトロイトの別名「MOTOR CITY」のユニホームに身を包み17日ぶりのマウンドに上がった。1回2死からゲレロに二塁打、ビシェットに右前に落とされたが右翼カーペンターの本塁への好返球でタッチアウト。先制点を免れた。 その後も変化球を駆使し打たせてとるピッチングを続け5回を3安打無失点、奪三振1、与四球0。97球を投げ2番手に託した。防御率は5・80となった。 味方打線もこの日は活発で2回キースの本塁打で先制すると4回に相手守備陣の乱れもあって3点、5回も2点を挙げて突き放した。 前田は7日、敵地のガーディアンズ戦に先発し2回6安打7失点で今季最短の降板。試合後、「四球を多く(3個)出して、狙い球も絞られた。中継ぎ陣と野手陣に迷惑をかけた。球の質を上げていかないと」と話していた。
報知新聞社