「何人もの俳優とキス...」米スター俳優、新人時代の辛すぎる“相性テスト”について赤裸々に告白
俳優としてスクリーンの中でたくさんキスをしてきたアン・ハサウェイ。けれど実は、スクリーン外でも、オーディションで何度もキスしなければならない時期があったという。 【予告編】アン・ハサウェイ新作! 40歳のシングルマザー×20代イケメン歌手のロマンチックな大人の恋♡ 『アイデア・オブ・ユー~大人の愛が叶うまで』 『V』マガジンの最新インタビューで、過去にオーディションの「相性を見るテスト」で多くの男性俳優とキスしなければならず、非常に不愉快だったと率直に明かしている。 「2000年代に私も経験したことだけれど、相性を見るために俳優が他の俳優とキスしたりイチャイチャしたりするのは当たり前のことだと考えられていた。最悪だったわ。私は『今日は10人の男が来ることになっていて、キミはキャスティングされている。全員とイチャイチャできるなんてワクワクするだろう?』と言われたの。私は自分が変なのかと思ったわ。だって、ちっともワクワクしなかったから。ゾッとしたわ」とライターのデレク・ブラスバーグに語った。
そして、「私は当時とても若かったし、“面倒な子”というレッテルを貼られたら簡単に全て失ってしまうとわかっていたので、ワクワクしているフリをして、何とかやった。パワハラではなく、誰も私にひどいことをしようとか傷つけようとはしていなかった。ただ今とは非常に異なる時代だったというだけ。今はそんなことはすべきじゃないとわきまえているけれど」とも。 新作ロマコメ『アイデア・オブ・ユー~大人の愛が叶うまで』でプロデューサー兼俳優としてニコラス・ガリツィンと主演も務めているアンは、俳優たちが撮影で不愉快に感じないよう配慮したという。オーディションでは男性陣と彼女の相性を見るためキスする代わりに、別のテストを編み出した。「それぞれの俳優に、自分が演じるキャラクターが好きそうな曲、そして私とダンスする時にかけたいと思う曲を選んでもらって、短いアドリブをやってもらったの。私はディナーから帰ってきて椅子に座っていたり、歩いたりしていて、そこからダンスが始まった」という。 最終的に、ロックバンド、アラバマ・シェイクスの曲を選んだニコラスが相手役に決まった。「(バンドのリードボーカル、ブリタニー・ハワードの)声を聴いて、私はニコニコしたわ。で、ニコラスは私の笑顔を見てリラックスして、2人で踊り始めたの」と振り返っていた。
from Harper's BAZAAR US