中日・根尾昂に“投手脳”養成指令 山井2軍投手コーチ「ボールは良くなっているけど、頭が投手になっていなかった」
中日の山井大介2軍投手コーチ(46)が22日、みやざきフェニックス・リーグに参加している根尾昂投手(24)に勝てる投手になるために”投手脳”を養うことを求めた。この日は同リーグの試合がなく休養日となった。 野手から投手に転向して3年目。山井コーチは「投げているボールは良くなっているけど、頭が投手になっていなかった。配球とかいろいろ考えてやっていってほしい」と今後の取り組み方について語り「体は少しずつ投手になってきている」と成長を認める。 チームはここまで6勝2敗1分け。2つの黒星はいずれも根尾に付いており、「いろいろ課題がある中でも、やるからには勝てる投手にならないと」とハッパを掛けた。 根尾も「絶対に勝ちたいし、少しでもいいモノを持ち帰れるようにしたい」。同リーグでの先発機会はあと1試合。覚醒が期待される来季へ向け、南国・宮崎で有終の美を飾りたいところだ。
中日スポーツ