パンクラス女王となったソルトが久々の参戦でTKO勝ちも「力みすぎて雑になってしまった」と反省【修斗 COLORS】
2度目となる修斗の女子のみの大会「COLORS Produce by SHOOTO Vol.2」(12月2日、東京・豊洲PIT)現ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのソルト(マルスジム)が約1年5カ月ぶりの修斗三選を果たし、ホ・ジュギョン(韓国/TEAM J)にTKO勝ちを収めた。 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり距離を詰めての打ち合いになるとソルトのパンチがジュギョンの顔面をとらえる。ソルトがパンチの連打とヒザをボディーに打ち込むとジュギョンは防戦一方。しかしなんとか組み付きケージに押し込むがソルトがすぐにプッシュ。ソルトは前蹴り、ヒザでボディーを効かせ下がらせるとパンチを連打。ジュギョンはなんとかガードも動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。 会心のTKO勝ちではあったがソルトは試合後のマイクで「王者になって、いいところを見せたいと思って力みすぎて雑になってしまったので、この経験を次の試合に生かして、次はもっといい試合をします」と反省の弁を口にした。
またソルトの試合の前には第4代ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのKAREN(パラエストラ柏)が修斗初参戦を果たし、パク・ソヨン(韓国/GUNSAN ROADジム)と対戦。こちらも1RでTKO勝ちを収めた。 1R、ともにオーソドックスの構え。KARENはサウスポーにスイッチし、パンチから組み付き押し込む。そして難なくテイクダウンに成功。ハーフポジションで上を取る展開。そしてパンチ、ヒジを落とす。ケージ際で動きが限定されソヨンは逃げられない。KARENはヒジを連打。ソヨンはケージを蹴って脱出を図るが、KARENは先に立ち上がるとすぐに組み付き、今度はバックを取って背後からパンチ。KARENは背に乗ると鉄槌。ソヨンはKARENの左腕をわきに挟み防御もKARENはソヨンの体を伸ばすとバックからの鉄槌を連打。ソヨンの動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。 KARENは試合後のマイクで普段はパンクラスで戦っているんですが、今回初めて修斗に参戦させていただきました。しっかりKOできたので、来年は絶対にまたベルトを獲るので応援よろしくお願いします」とアピールした。