自民党県連 2025年夏の参議院選挙で比例代表「特定枠」元衆議院議員の福山守氏を推薦【徳島】
JRT四国放送
12月24日、徳島市内で開かれた自民党県連の執行部会と常任総務会には幹部や党員らが集まりました。 この中で、2025年夏に行われる参議院選挙の徳島高知選挙区に割り当てられる比例代表の特定枠に、県連執行部から福山守元衆議院議員を推薦することが提案され、全会一致で了承されたということです。 福山守氏は72歳、1991年から徳島県議を6期務めたあと2012年の衆議院選挙で初当選して以降、2021年まで3期務め、第2次安倍内閣では環境大臣政務官でした。 また、2024年4月に行われた徳島市長選挙にも立候補していました。 この「特定枠」は、合区となった選挙区で議席がなくなった県を救済するために導入されたもので、比例代表の名簿の上位に記載され、優先的に当選できます。 これまで徳島、高知の自民党県連では、選挙区と特定枠に交互に候補者を立ててきました。 今後は推薦を受けた党本部が、福山守元衆議院議員を「特定枠」での公認候補と決定する見通しです。 (自民党県連 岡田理絵総務会長) 「参院選の公認候補者といたしまして、前衆議院議員・福山守氏を選任させていただきます」 推薦の理由について、かつて石破派にも属していた経験と人脈を理由にあげました。 (自民党県連 眞貝浩司幹事長) 「徳島・高知で戦うにあたって、この中でやはり色々な組織を持っており人脈も持っている福山先生の力も借りたい」 自民党県連の推薦が決定した後、福山守元衆議院議員がインタビューに応じました。 (福山守元衆議院議員) 「このような『特定枠』という大きなものを私、ご推挙賜った、本当に心より感謝申し上ますとともに、このいただいた推挙を故郷のため、国家のために、今まで以上の力を出して、今までの経験と人脈でしっかりと守っていきたい」