七海ひろきの「声」と本屋を巡る―新感覚のイベントを体験レポート！ 斉藤壮馬、梅津瑞樹も出演予定
好きな人の声に導かれて本屋を巡る──新感覚のイベントが本屋「文喫 六本木」で開催中です。 声の出演者は、俳優・声優・アーティストと幅広く活躍する七海ひろきさん。今後は、声優・斉藤壮馬さん、俳優・梅津瑞樹さんが担当することも発表されています。 音声コンテンツの制作には、ラジオ局・J-WAVEも全面協力しています。そこで今回は、「七海ひろきと書店巡り in 文喫 六本木」と題した同イベントを、J-WAVEスタッフが実際に体験。思わず頬がほころんだ、新感覚なその内容をレポートします。
声×場所で没入感を味わえる「ボイスフレンド」
「文喫 六本木」は入場料を払って利用するシステムの本屋さん。有料エリアは「選書室」「喫茶室」「閲覧室」「研究室」に分かれ、約三万冊の蔵書をじっくり吟味できます。コーヒー・煎茶が飲み放題で、食事やスイーツも展開。集中できるデスクから靴を脱いでくつろげるスペースまで空間も多様なので、読書はもちろん仕事や勉強、リラックスタイムにも活用できます。 今回のイベントは、そんな「文喫 六本木」を七海ひろきさんと一緒に巡れるとのこと。日時指定のチケット画面（要事前予約）を提示すると、専用のスマートフォンとイヤホンを手渡されました。 イヤホンを装着して、七海さんに導かれるまま、いざ店内へ。歩き始めて間もなく、「え、どこかで見てるの!?」と思うようなタイミングの声かけに驚かされました。単にナレーションが流れるだけでなく、参加者がどこにいるのかを、首から下げたスマートフォンのカメラが読み取り、語る内容が変わる仕組みになっているのだそう。企画趣旨からは、美術館の音声ガイドのようなものを想像していましたが、より没入感のある体験です。
お忍びで遊びに来たような、新感覚の体験
次はどのジャンルの本を見に行くべきか、店内で注目すべき点はどこか、イヤホンからは丁寧なメッセージが流れてきます。さらに、読書好きの七海さんが自身の興味が惹かれる本を語ったり、参加者を気遣ってくれたりと、語り口の親密さにドキドキ。スターとお忍びで本屋に来るという非日常感が堪能できました。音声担当のJ-WAVEとしては、七海さんの声の魅力を引き立てるため、音質やBGMにもこだわっています。とくに、親しげな笑い声がリアルに聞こえました。 七海さんのお話を聞きながら本棚を眺めていると、「この本おもしろそうだな」という出会いもしばしば。普段、本を読まない人でも好奇心を刺激されそうです。 今回、イベントは体験したJ-WAVEスタッフは、筆者を含めて4人。年代も性別もバラバラでしたが、終わったあとに全員、ふんわりした表情になっていたのが印象的でした。心がほぐれるようなひととき、思わず頬がほころんでしまうので、マスクが必須かもしれません……！ エントランスには、七海さんがセレクトした本もコメント付きで並んでいます。さらに、オリジナルグッズとして、撮り下ろしビジュアルを使用したブロマイドセットと、スマートフォンをかざすと音声を聴くことができるAR機能付きアクリルキーホルダーも販売されていました。 「ボイスフレンド」プロジェクトに関わる日本出版販売株式会社 プラットフォーム創造事業本部の関本紗希さんにお話を聞くと、同イベントは初日から大好評だそう。また、「七海さんのファンの方々のあたたかさも印象的で、文喫としてもお迎えしやすかった」と語っていました。 「七海ひろきと書店巡り in 文喫 六本木」は、12月22日（金）まで開催中。事前予約・日時指定制です。 ※2024年2月頃より、第二弾（声優・斉藤壮馬さん）、第三弾（俳優・梅津瑞樹さん）も順次実施予定。 （文＝J-WAVE NEWS編集部）
