声優・宮崎ヒヨリが初の個展 「つちのこ」モチーフの作品も「信じる人がいれば存在すると思います」
声優の宮崎ヒヨリが3日、東京都内(板橋・大山のギャラリーろくさん)で初の個展を開催した。 ネット番組「絵本作家への道」第3代MCとして1年の活動の集大成となるもの。10歳からイラストを描き始めたという宮崎。個展について「毎月、番組で描かせていただいたファンタジー生物を展示しています」と説明。「今回は絵本でないですが、架空の生物をテーマにした作品ができたらいいな」と説明。また「子供のころは「『からすのパンやさん』という本が好きでした。おいしそうなものが出てきて、そういうのも描いてみたい」とのこと。 声優業については「私はキャラクターっていうものが好きで声優を志したので、キャラクターに寄り添えたり、声だけじゃなくて歌でも表現できるような声優になりたいです」と意気込んだ。 初のMCを担当した番組は「いろいろな先輩のトークを聞かせていただいて勉強になりましたし、勉強会ではイラストレーターに本格的に教わって技術として身についたと思います」と充実の1年を振り返り「私の成長を感じてほしい」と来場を呼びかけた。 個展には「座敷わらし」や「つちのこ」「ケサランパサラン」をモチーフにした作品もある。これら架空と呼ばれる〝生物〟の存在に対し宮崎は「信じる人がいれば存在すると思います」と笑顔で答えた。 個展ではオリジナルイラストのポストカードやトートバッグなども販売。4日の一般観覧は午後1時から午後7時まで。
東スポWEB