きょうから三日攻防 超短期戦、支持固めへ奔走 無党派浸透も注力<衆院選2024沖縄>
27日投開票の第50回衆院選は24日、最終盤の三日攻防に突入した。前職7人と元職1人、新人8人の計16人が立候補する県内4選挙区では、各候補者それぞれ、支持基盤固めや当選の鍵を握る無党派層浸透へ向けて奔走する。 【特集】ポチッとわかる 10.27衆院選 沖縄
今衆院選は9日の解散から投開票日まで、わずか18日間の超短期決戦となっている。準備期間の短さから投票所入場券の配送が遅れるなど期日前投票の出足は鈍く、投票率低下も懸念されている。各候補とも有権者に投票を訴えると共に、街頭演説や地域・企業回りなどを精力的にこなし、票の積み上げを図る。 県内全4選挙区とも、与党の自民・公明陣営と辺野古新基地建設反対を訴える「オール沖縄」陣営の2大勢力が候補者を擁立している。同時に、全国での比例票の積み上げと共に勢力拡大を図る維新のほか、れいわ、参政などの新たな勢力が各選挙区で公認候補を擁立しており、乱戦の様相を呈している。 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設問題や沖縄振興、物価高対策などが主要争点。自民党派閥の裏金事件への対応なども問われる。 (’24衆院選取材班)
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