佐田寅子役・伊藤沙莉 　写真◎NHK

伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』（総合・月曜～土曜8時ほか）第48回が5日（水）に放送された。 【写真】”スン”な寅子、ほか『虎に翼』第48回場面カット【5点】 第48回の寅子（伊藤沙莉）は未だスンとしたまま。自分の意見を人に言うことができず、民法改正に反対する神保教授（木場勝己）にも言いくるめられてしまった。婦人代議士の集まりでも、自分は一度弁護士をやめたという後ろめたさを感じ、何となくその場をやり過ごすしかなかった。 寅子のスンの原因は仕事だけではない。優三（仲野太賀）を失った傷はまだ癒えておらず、度々彼の言葉を思い出してしまう。そして優三や直道（上川周作）の敵であったアメリカ人と仕事をしているという申し訳なさもある。寅子は暗く長いトンネルの中から抜け出せずにいた。 狭い法曹回。ばったり穂高（小林薫）と再会した寅子は、さらに花岡（岩田剛典）にも出くわす。久しぶりの登場となった花岡はどこか元気がなく、笑顔も弱弱しい。寅子は気まずさを感じながらも花岡が座る場所を空け、二人でお弁当を食べ始めるのだった。 SNSでは「花岡さん再登場。轟は？よねさんは？」「花岡！！！！！！！無事でよかった！！！！！」「このタイミングで花岡が出てくるの、『スンッ』な状況を変えること言ってくれるのかなあ」「折角の再会なのにトラコにとっては穂高先生とともに気まずい再会なんですね」などの声が集まり、花岡以外の同級生の安否が気になる視聴者も多かったようだ。 明日は第49回、寅子と花岡がどんな話をするのか注目だ。