桜田ひより、16歳妊娠の女子高生役で主演「使命感を感じた」恋人役は細田佳央太
女優・桜田ひよりが、フジテレビ系(カンテレ制作)連続ドラマ「あの子の子ども」(6月25日スタート、火曜・後11時)に主演し、16歳で妊娠する主人公を演じることが24日、分かった。恋人役を初共演の俳優・細田佳央太が演じる。 第47回講談社漫画賞・少女部門(23年度)を受賞した蒼井まもる氏による話題の同名漫画が原作。恋人として結ばれるも避妊に失敗してしまい、妊娠が明らかになる高校生カップルの葛藤と未来の選択を描く。 桜田は、妊娠で日常が一変する高校2年生・福(さち)役。繊細な表現力に定評のある桜田は、難役への挑戦に「素直にうれしい気持ちと、自分が先頭に立って伝えていこうという使命感を感じました」と、座長としての覚悟をのぞかせる。 相手役の細田とは初共演。桜田は「芯があって思っていることを言葉にしてくださる方。安心感が自分の中に芽生えました。細田さんと一緒にその場の空気感や関係性を出していけたら、きっと素敵なシーンになるだろうなと思います」と信頼を寄せる。 細田は、幼なじみで恋人の福と共に「子どもを育てられるのか」と悩み、もがく役柄で「男性目線でも伝えられるよう全力で向き合っていきたい」と気合十分。桜田と若手実力派同士の共演に「彼女のお芝居に負けないよう、自分が遅れを取らないように頑張ります。何より一緒にお芝居をするのが楽しみです」と撮影を心待ちにした。 ◆原作・蒼井氏コメント 桜田ひよりさんと細田佳央太さんには難しい役を引き受けていただき恐縮しておりましたが、この漫画においてのキャラクターを深く掘り下げ、分析し、役割について考えてくださっていることを伺い、今はただただ感謝しています。実写というものはとてつもない力を持っていると認識しています。その力がどのように作用するか想像を巡らせながら、一視聴者として放送を待ちたいと思います。
報知新聞社