佐賀北署は17日、佐賀市の60代女性がSNS(交流サイト)を通じて投資話を持ちかけられ、約1200万円をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると女性は2月、SNS上で企業の経営者を装う人物らのグループと知り合い、「原油は株式に比べてリスク回避の属性がある」「原油と株式を一緒にするのが最良の方法」などと投資を持ちかけられた。投資や保証金の名目で3月30日から4月13日までの間に6回にわたって指定の口座に計約1194万円を送金した。
女性は「現金を引き出すには保証金が必要」などと要求され、家族に相談して同署に届け出た。