メリハリある健康的なビキニ姿を披露した52歳 スキマ時間を活用したトレーニングの工夫が面白い
「今日は疲れたからトレーニングはやめよう」。このように疲れやモチベーションに左右され、トレーニングが継続できていない人もいるのではないだろうか。健康的な美しさを競うベストボディ・ジャパンで活躍する手塚紀子(てづか・のりこ/52)さんは、まとまってトレーニング時間が取れない中でもスキマ時間を活用し、横浜大会グランプリや日本大会4位入賞といった好成績を残している。普段、ヨガとピラティスのインストラクターとして活動する手塚さんの、疲れやモチベーションに左右されずトレーニングを継続する秘訣とは? 【写真】手塚紀子さんのメリハリある健康的ビキニ姿
15分のスキマ時間でも有効活用
まとまった時間が取りづらい中、手塚さんはレッスン間のスキマ時間を有効活用している。 「普段、1回60~90分のレッスンを1日に5~7本ほど行っています。それらのレッスンがまとまっていたり、バラバラだったりするので、なかなかジムでしっかりトレーニングをする時間を取りづらい現状ではありますね。今は週4,5回はスキマ時間のトレーニングやコンディショニングで、週2回ほどジムに通っています」 「レッスンの間に15分や30分でもスキマ時間があれば、セラバンドやボールで身体をほぐすようにはしています。例えばセラバンドで背中をほぐしたり、足で踏んでサイドレイズをしたりします。ボールは足裏をほぐしたり中殿筋などに当てて筋肉をほぐすようにしています」 手塚さんは「小さいことを積み重ねて身体を作っていく」ことを意識している。 「周りのコンテストに出ている方々の頑張りがSNSなどで分かるので、それがモチベーションになっています。まとまって、しっかりウエイトトレーニングをする時間はなかなか取れませんが、小さい努力の総量で勝とうと思っています」
元気なとき、疲れているとき用メニュー
「その他にも毎朝、毎晩ストレッチを行うようにしています。起床後はどうしてもスマホを見てしまいがちですが、それをグッとこらえ(笑)、起きたときに違和感を感じた部位をほぐします。寝相によって肩周りなどに違和感を感じることもよくあるので。寝る前にもストレッチをしてから寝るようにしています」 その日のモチベーションや疲れなどでトレーニングを止めてしまわないための手塚さんなりの工夫も。 「元気なとき用のメニュー、疲れているとき用のメニューを用意しておくといいと思います。元気なときはジムでこれをやる、スキマ時間にこれをやる。疲れているときはボールでほぐすだけにする、など状況・状態に合わせることが継続する上で重要だと思います」 「また、今は公共交通機関で職場に行っているのですが、今年は近いところは 自転車で行こうかなと思っています。移動しながら鍛えられ、有酸素ができるので、効率がいいですよね。忙しくても、時間を有効活用したらボディメイクは可能だと思います!」
取材:FITNESS LOVE編集部