【早出し】西川で森林作業道作設技術者養成研修始まる
県森林研究研修センターの森林作業道作設技術者養成研修が18日、西川町沼山の同センター試験実習林で始まった。県内各地の林業関係事業所の若手が、21日まで座学や実習を通じて基礎を学ぶ。 23~45歳の7人が参加し、建設・土木業などの荒正(山形市)の伊藤和実工務課長らが講師を務める。参加者は期間中、2カ所で計約100メートルの作業道を造る予定。この日は、ルート上にある木をチェーンソーで伐採した。バックホーを操作して木の根を除去したり、道を固めたりして安全な道の造り方を学んだ。 小関興業(新庄市)の山口忠之さん(45)は「掘削した土をどこに移動して固めるべきか、見極めるのが勉強になる。しっかり基本を身に付けたい」と話していた。