『光る君へ』吉高由里子&柄本佑、キスシーン鑑賞に大照れ「みんなで見てどうすんの?」
「最初の逢瀬は長回しだった」時間は10分弱
NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)のファンミーティングが2日、都内のNHKホールで開催され、吉高由里子(まひろ/紫式部役)、柄本佑(藤原道長役)、町田啓太(藤原公任役)、塩野瑛久(一条天皇役)、見上愛(藤原彰子役)が登壇。また、ファーストサマーウイカ(ききょう/清少納言役)、金田哲(藤原斉信役)が司会を務めた。 【写真】『光る君へ』最新相関図 この日は会場に約2900人のファンが集結。応募数はおよそ2万8000件、当選倍率は約18倍と狭き門となった。集まったファンはキャストや役名が書かれた応援グッズを持参するなど、盛り上がりをみせた。 会場では作品の名場面を振り返るコーナーが。第1位に選ばれたのは、まひろと道長の「逢瀬」だった。会場の大きなスクリーンでは幼少期にあった2人の出会いから廃寺での逢瀬やキスシーンなどの映像が流れ、その度に悲鳴のような歓声があがる。吉高は「みんなで見てどうすんの? 何を見せられているんだ」と大照れで、その横では柄本も赤面していた。 逢瀬シーンについて聞かれると、2人から「最初の逢瀬は長回しだった」と明かされる。時間にすると10分弱といい、渡された台本はめくってもめくっても、まひろと道長のセリフしか出てこなかった。吉高は「(台本を見て)佑くんに連絡して『まだ覚えてないよね? 裏切りはなしだよ。先に覚えないで』って(笑)」といい、柄本も「あそこは舞台みたいな感じだったよね」と回想。撮影は一発OKだったこととも紹介された。 また、藤原彰子が一条天皇へ自分の思いを告白する場面も振り返り。藤式部のアドバイスをへて、「お慕いしております」と突然明かすシーンだが、一条天皇は驚いた表情で「また来る」とその場から去ってしまう。その対応についてウイカや吉高が「何しにきたんだよ!「返事しろよ」「絶望だよ!」と矢継ぎ早に責めて笑わせた。 同シーンの撮影について、藤式部の心境を聞かれた吉高。「直秀が出てきた。『帰るのかよ』って(笑)。でも、彰子に対して『今じゃないよ』っていう気持ちもあった」と紹介した。 この日の模様は12月14日の午後3時5分よりNHK総合で放送される。再放送は12月15日の午前10時30分より。
ENCOUNT編集部