足の踏み場のない状態からの復旧…医療チーム・JMATおかやまが能登での支援活動を終え報告会【岡山】
岡山放送
能登半島地震の被災地支援として医療現場の復旧作業にあたっていた災害医療チームJMATおかやまが活動を終え、2月26日に報告会を開きました。 (JMATおかやま 小林孝一郎医師) 「診療所が地震でいろんな物が壊れて、足の踏み場のない状態だったが、そこを一緒に片付けることが第一歩になる」 JMATおかやまは岡山県医師会のメンバーによる医療チームで1月19日から石川県で活動しました。医師や看護師、薬剤師らが所属していて2月24日までに12チーム、のべ48人が4日間ごとの入れ替わりで復旧活動を行いました。 現地では石川県庁に設置されたJMAT調整本部で被害が大きかった能登半島北部からの避難者を受け入れる2次避難所などの調整や、衛生面の対策としてノロウイルスの検査キットの供給作業などを行いました。 JMAT調整本部は2月末でスタッフの数を半数に減らしましたが、JMATおかやまでは今後も被災地の医療体制が整うまで継続的な支援を行うことにしています。
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