トヨタの「カイゼン」を学ぶ オーストラリアの高校生30人が工場見学
愛知県立刈谷高校と姉妹校提携を結ぶ豪州・ウィンダルーバレー州立高校生30人が16日、刈谷高生と共に刈谷市のトヨタ車体富士松工場を訪問し、同社のモノづくり技術を学んだ。 15日から同市を訪れている州立高生らはこの日午前、同工場に足を運び、担当者から、てこの原理や地面の傾斜などを作業設備に活用し、効率化に取り組む同社の「カイゼン」の説明を受けた。 てこの原理を生かした装置で、少ない力で重い部品を動かす「からくり」体験をした州立高校1年ライカー・ホワイトさん（16）は「昔からある伝統的なものを最新の設備に生かす発想が面白かった」と話していた。
