丘灯至夫さん作詩コンクール 福島県小野町、作詞家の功績顕彰 美しい日本語次代に
福島県小野町は、町出身の作詞家・丘灯至夫さんの功績を顕彰する作詩コンクールを開催し、来年1月24日まで作品を募集している。事業を通じて丘さんが愛した〝美しい日本語〟を次代に継承する。 丘灯至夫さん(1917〈大正6年〉~2009〈平成21〉年)は「高原列車は行く」や「高校三年生」など国民的ヒット曲を世に送り出した。小野町初の名誉町民で町内には記念館もある。昨年、町は丘さんの伝記漫画「小さな巨人~作詩家・丘灯至夫物語~」を作成したことを記念し、作詩コンクールを企画。作品集の発行も計画している。 コンクールは、「ふるさと」「夢」「友」のテーマのうち一つを選んで作詩する。文量は400字詰め原稿用紙3枚以内で一人一作品まで。対象は小学生以上で、一般(高校生を除く18歳以上)と青少年(小学生から高校生)の2部門で審査する。入賞者には賞金や図書カードを贈る。 応募先は「郵便番号963―3401 小野町小野新町字中通2 町ふるさと文化の館・丘灯至夫記念館内の作詩コンクール係」へ。メールでも受け付ける。詳細は=QRコード=。