【卓球】パリ五輪3枠目・張本美和はどんな選手? Tリーグ最年少プロデビュー わずか2か月で世界ランク553位アップの急成長株
日本卓球協会は5日、パリ五輪卓球・女子団体戦に出場する3枠目の選手を15歳の張本美和選手に決定しました。 【グラフ】成長著しい張本美和選手 世界ランク推移 そこで、張本選手とはどのような選手なのか紹介していきます。 東京五輪銅メダリストで、パリ五輪でも男子シングルス代表として出場する張本智和選手を兄に持つ妹・美和選手。 そんな張本選手が卓球と出会ったのは2歳の時。幼少期からその才能を開花させると、2018年に小学4年生でTリーグの木下アビエル神奈川に加入すると、10歳で最年少プロデビューを果たします。
国際大会では2022年3月に行われた「WTTユーススターコンテンダードーハ」で、出場した3種目全てで優勝。この結果世界ランク624位と、初めてランクインします。さらに、14歳で迎えた「WTTコンテンダー・チュニス大会」では兄・智和選手との混合ダブルスを組み優勝。“きょうだい”の強さを見せました。 15歳の誕生日から約1週間後には、韓国のエース、シン・ユビン選手を破りトップ20入りを果たすと、11月には過去最高の13位まで上昇。 2022年の3月から5月の2か月で世界ランクを553位アップさせ、さらに現在は早田ひな選手、伊藤美誠選手に次ぐ日本選手3番手となる16位になるなど、著しい成長を見せています。 国内でも、2023年11月に行われた全農CUP大阪大会の女子シングルスでは、準々決勝で伊藤美誠選手を、決勝で早田ひな選手という強豪選手を次々に破り、見事優勝を手にしています。 現在波に乗っており成長著しい張本選手。パリ五輪での活躍にも期待がかかります。