遺失物横領の疑いで逮捕した75歳男を取り調べている札幌北警察署

　札幌市北区で、拾った財布からポイントカードを抜き取り、ポイントを使ったなどとして、無職の75歳の男が13日午前、逮捕されました。 遺失物横領の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む、無職の75歳の男です。 警察によりますと、男は、３月25日に札幌市北区内で財布を拾い、警察に届けました。 その後、持ち主である30代男性のもとに財布は戻りましたが、男性は、中に入っていた現金１万数千円とポイントカード数枚がないことに気が付きました。 さらに、30代男性がポイントカードの発行元に確認したところ、300数十ポイント使われていることが判明。 ３月28日、警察に「落とし物の返還を受けた財布の中から現金などが抜かれている」と被害を申し立てました。 ポイントが利用された店舗の防犯カメラの映像などから、財布を拾った75歳の男がポイントを横領をしたことがわかり、警察は、13日午前、男を逮捕しました。 調べに対し、75歳の男は「間違いありません。財布の中からポイントカードを抜き取りました」と容疑を認めているということです。 警察は、財布から抜き取られていたとみられる現金１万数千円と、ポイントカード数枚についても、男が盗んだ可能性があるとみて捜査しています。