〈SAISON bakery&coffee〉アボカドタルティーン

山手線の駅の中では大規模開発されず、どこかのどかなローカルさが漂う五反田。ここ数年、個性豊かな飲食店やカフェ、ギャラリーなどがぞくぞくとオープン。街の多様な雑多さが、五反田ならではのローカルさを生み出している。今回は、大正4年創業の酒屋〈桑原商店〉4代目の桑原康介さんがおいしいごはん屋4軒をピックアップ。

1,アメリカンな朝食文化を五反田の新カルチャーに。〈SAISON bakery&coffee〉

サワードーを使った「アボカドタルティーン（750円）」

昨年オープン。代表が学生時代に過ごしたカリフォルニアのカフェを再現。夜のイメージが強い五反田で、朝食文化を根付かせたいと朝7時から営業。「いろんな豆を知ってもらいたいから」と半年に一度、ロースタリーを替え、コーヒーにも力を入れる。 住所：東京都品川区東五反田2-8-3 TEL：03-6721-7233 営業時間：7：00～19：00 定休日：無休 席数：21席

2,有名鶏肉店が手がける滋味あふれる鶏スープ！〈信濃屋＋〉

この日の日替わりスープは具沢山の「春雨スープ（Rサイズ350円）」

創業70年超の鶏肉専門店〈信濃屋〉の3代目が鶏だし専門店をオープン。もも肉、手羽元からとった旨味たっぷりの鶏だしはカレー、スープに。鶏肉を使ったつくねハンバーグ、手羽先ぎょうざなどの惣菜も人気。 住所：東京都品川区西五反田1-11-5 TEL：03-6417-4136 営業時間：10：00～19：00（スープ、惣菜は11：30～なくなり次第終了） 定休日：日祝休 席数：18席

3,本場さながらの台湾の朝ごはんを再現。〈東京豆漿生活〉

豆乳スープ「鹹豆漿（580円）」、「焼餅（430円）

毎朝しぼりたての豆乳を使った台湾式朝ごはんがいただける。この日使用の大豆は宮城県産「ミヤギシロメ」。お酢を加えて固めたやさしい味わいの豆乳スープ「鹹豆漿」に種類豊富な台湾のパンを合わせて召し上がれ。 住所：東京都品川区西五反田1丁目20－3 MKYビル 1F TEL：03-6417-0335 営業時間：8：00～15：00、土日祝9：00～（8：00から整理券配布） 定休日：無休 席数：16席

4,野菜たっぷりスパイス香るスリランカ料理。〈ARALIYA LANKA 五反田本店〉

「ランプライス（1,760円）」

油少なめでココナッツミルクを多用するスリランカ料理はヘルシーで日本人にも人気。スパイスとココナッツミルクで炊いたイエローライスにカレーや5種の野菜のおかずがのった「ランプライス」をぜひ。 住所：東京都品川区西五反田2-12-15 TEL：03-6885-5851 営業時間：11：30～15：00、15：00～22：00（21：00LO） 定休日：年末年始休 席数：22席