瀬戸大也選手が「センスがある」と絶賛! 次世代の日本を背負う15歳の“女子中学生スイマー”佐々木珠南選手 目指すはロス五輪で「金」
11月9日に開かれた水泳教室で、日本代表の瀬戸大也選手から「センスがある」と絶賛された青森県八戸市の中学3年生・佐々木珠南選手。 【写真を見る】15歳の“女子中学生スイマー”佐々木珠南選手 10月の日本選手権で優勝した15歳は、ロサンゼルスオリンピックに向け「地元でオリンピックを目指す」と宣言しました。 ■瀬戸大也選手も『絶賛』次世代の日本を背負う競泳界のヒロイン 八戸市のプールに“競泳界のスター”が登場しました。瀬戸大也選手。世界選手権で4つの金メダルを獲得するなどした日本のトップスイマーです。 憧れのスイマーの指導を真剣な表情で聞いているのが15歳の佐々木珠南選手。次世代の日本を背負うヒロインです。 ジュニアパンパシフィック選手権・日本代表 佐々木珠南 選手 「今まであんまり知らなかった知識を学べてすごく勉強になりました。(瀬戸選手は)最初のドルフィンするところから違ったので、すごいなと思いました」 佐々木選手は、短水路で争う10月の日本選手権では、100m個人メドレーで日本中学記録を12年ぶりに更新して優勝したほか、8月にはトップスイマーの登竜門とされる国際大会で銅メダルに輝きました。世界を見据える佐々木選手はこの結果に満足していません。 ■瀬戸大也選手「センスあるな」ロス五輪を目指す15歳 佐々木珠南 選手 「表彰台に上れたんですけれども、タイム的には納得いかなかった」 誰よりも速く泳ぎたい―。 この日の練習では、特別講師を務めた瀬戸選手と一緒に泳ぐ場面もあり、才能を絶賛されました。 瀬戸大也 選手 「センスあるなと。まだまだ伸びしろもたくさんある。自分はコーチじゃないですけれども感じました」 佐々木珠南 選手 「めっちゃうれしいです」 青森県では競泳競技のオリンピアンはこれまで出ていません。佐々木選手は地元で練習を重ね、28年ロサンゼルス大会で県勢初のオリンピック出場を目指しています。 ■誰よりも早く― 目指すはもちろん五輪「金」 佐々木珠南 選手 「(進路は)迷ったんですけれども、やっぱり地元でやるのが一番かなと思って、地元で続けることにしました。オリンピックで優勝するのを目標にしています」
日本の第一人者から才能を認められた次世代のエースは誰よりも速く泳ぐためにきょうも泳ぎ続けます。 佐々木選手は8月の国際大会のさいに、同じジュニアの日本代表選手と一緒にパリ五輪を観戦。銀メダル1つの獲得に終わった競泳日本の復活に決意を新たにしたということです。
青森テレビ